アイドル、時々、旅行

ハロープロジェクトやAKB48中心の現場記録です。旅行についても時々書きます。

「続・11人いる!東の地平・西の永遠」京都公演・感想

前回の更新から武道館での鈴木香音卒業スペシャルやZepp Nambaでのハロプロ研修生発表会やらの記事をあげていないのですが、予想以上に良かったモーニング娘。が主演の舞台の感想を記憶のある内に…

 

演劇女子部「続・11人いる!東の地平・西の永遠」京都劇場

East公演とWest公演のWキャストで行われた中、6/11の初日の初回のEast公演と6/12京都での最終West公演を観劇しました。

 

以下ネタバレ注意です。

 

原作の漫画を全く知らなかったのですが、開演の10分程前に演劇女子部の石井杏奈ちゃんと研修生の高瀬くるみちゃんの前説が有り、パンフレットに人物相関図が載っていたのでしっかりストーリーに入ることが出来ました。

 

工藤遥ちゃんと石田亜佑美ちゃんが主演のEast公演の感想から。どぅーは雌雄同体という中性的な役だったんですがハスキー声と可愛いルックスのギャップがぴったりでした。あゆみんは完全な男役でしたが少し大げさな部分もありましたが低い声もしっかりと響いて良く演じれてたという印象です。

ミュージカルなので歌がネックかなと思っていたんですがどぅーも結構安定してましたし、あゆみんも少し気になるところもあったりしましたが舞台を重ねれば良くなるだろうと感じました。

 

East公演で個人的に一番だったのが譜久村聖ちゃんと小田さくらちゃんが対峙するシーン。小田ちゃん演じるフォースが母国の為に、友であるバセスカ(フクちゃん)を殺さなければならない、2人の歌唱力に圧倒されて緊迫感も伝わってきてかなり痺れました。

 

他にも生田の片手での側転?を取り入れた殺陣のシーン。登場したときからイケメンオーラを放っていて素早い動きで敵を圧倒、格好良い見せ場でした。

 

あと意外に野中ちゃんがいけてました。全部平均かそれ以上といった感じ、12期の中では一番ミュージカルに向いてると思います。

 

元宝塚の汐月しゅうさんと未沙のえるさんは勿論すごくて圧倒的って感じだったんですが小田ちゃんやフクちゃんが何とか食らいついていました。メインの娘。キャストと歌う場面があまりなかったので不自然さとか浮いてるって感じはなかったですね。

個人的に宝塚は劇場に見に行ったことがある程度に好きなので興奮しました(笑)

 

あと飯窪さんとまりあちゃんがすらっとしていて綺麗でした。スタイルが良いと本当に舞台で映えますね。まーちゃんのコミカルな演技も良かったです。

 

終演後の挨拶では出演者の中から一人が挨拶。小田ちゃんが涙を見せながら話してたんですが、ツアーもあって限られた練習時間の中でプレッシャーもあったと思います、でも素晴らしい舞台をやりきって達成感があったんじゃないでしょうか。どぅーから「まだ千秋楽じゃないよ」との声が飛んできていました(笑)

 

West公演はどぅーと小田ちゃんが主演、どぅーは少年役がはまっていました。例えるならば女の声優がやる少年といった感じでした。小田ちゃんは中性的な役ですがどぅーがやるよりかなり女の子ですね。

 

Westで目立ったのは佐藤優樹ちゃんです。普段からは考えられないようにしっかりと王の役に入り込んでいて驚きました。Eastでは王の兄の酔っ払いという正反対な役でしたがここまで変わるものなんですね。喉の調子がちょっと悪そうで心配ですが、次回までに治して欲しいです。

 

フクちゃんは哀しげな女性の役、ドレスを着て舞い踊り美しいです。ただガタイが良いので他の男性役と比べるとちょっと気になりました(笑)

 

まりあちゃんも台詞を噛んだりなどはありましたが思ったより歌えてました。コンサートでの踊りながらよりは歌いやすいでしょうね。

 

トータルするとWキャストでの違いも出せていて完成度もなかなかでとても満足できる舞台でした!

良い素材がいっぱいいるのに握手漬けにされているのはかわいそうというか何というか…。もっとボイトレ等して卒業してもドンドン舞台に立てる環境になれば良いなと思いました。